デザイナーがそもそも分かっていない
- 4.0
- 旅行時期:2016/02(約8年前)
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by たびたびさん(男性)
水道橋 クチコミ:46件
テーブルウェア フェスティバルは、毎年、東京ドームでやっているイベント。食器を見るのに有料で見るかなあとか思って、敬遠していたのですが、今回は思い切って行ってみました。結果は、なるほど、その価値あり。食器は、最終的には組み合わせというかトータルで見せるもの。こうして、そのセンスを競うっていうのは理に適っています。
しかし、洋食器は同じデザインを合わせた統一性が伝統なんですが、これに対して、和食器はいろんな種類を組み合わせるのが特徴。磁器だけではさみしいので、陶器を混ぜる。ぬりものを組み合わせないと豊かな食卓にはなりません。種類が豊富な京焼ですら、京焼だけを組み合わせることはしないんです。備前焼とか瀬戸焼とか、産地ごとにブースを出しているので仕方ないんですが、そういう意味で、備前焼だけで組み合わせる、瀬戸焼だけで組み合わせるという見せ方をしていて、本来これは和食器のやり方ではない。洋食器の合わせ方になってしまっていて、これではだめでしょう。デザイナーが指導してこうなっていますという説明でしたが、そのデザイナーがそもそも分かっていない。洋食器のスタイルに流されているように思いました。とても残念でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 催し物の規模:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/03/03
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