江戸東京今昔散歩! 本郷台地の一角・・ 須藤公園 (加賀大聖寺藩 松平備後守 下屋敷跡)
- 4.0
- 旅行時期:2015/12(約9年前)
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by wiz さん(非公開)
谷根千 クチコミ:3件
” 須藤公園(すどうこうえん) ” は、江戸期には、加賀前田藩支藩の大聖寺藩 松平備後守、松平下総守 等の下屋敷があり、明治には、長州出身の品川弥二郎の邸宅となり、明治28年(1889)に実業家須藤吉右衛門の所有となり、その後、昭和25年に文京区へ移管された公園。
『尾張屋板 江戸切絵図』を見てみたら、松平備後守、と書かれていました。
須藤公園は、文京区千駄木3丁目の住宅街の中にあり、本郷台地の一角になっていて、敷地の中の高低差は10m以上もあるそうです。
また、このあたりは江戸の郊外地で閑静で敷地も広く、台地と低地の二段の地形を活かした立体的な構成の庭がつくられたそうです。
公園内の池泉には中島があり、古くから祀られた弁財天の祠堂、朱塗りの橋が架けられ、北側には高さ約10mの滝がありました。
今回は、西日暮里駅から知人が30年以上前に住んでいたという家を探しながら千駄木駅の方に歩き → 須藤公園の低所=東側の出入り口 から 須藤公園(文京区千駄木3丁目)の中へ → その後、須藤公園の高所=北西側の出入口 から出て → 水曜・土曜のみ公開している安田楠雄邸(文京区千駄木5丁目)へ向かいました。
須藤公園の高所には、東に東京スカイツリーを望むポイントありました。
高低差のある地形がおもしろい場所でした!
公園内には藤棚があるので、藤の咲く季節も良いかも。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2015/12/27
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