20数年ぶりで、？だらけでした

4.0
旅行時期：2015/12（約10年前）

by T04さん（非公開）

霞ヶ関・永田町クチコミ：31件

以前に「衆議院憲政記念館」を訪れたのは、かれこれ20年数年前になります。かつては小中学校の社会科見学として定番の施設でしたが、今回は土曜日に訪れたため、今も多くの小中学生が利用しているか否かは不明です。さて「衆議院憲政記念館」は”憲政の神様”尾崎行雄の功績を讃える「尾崎記念会館」が元になっていますから、入口正面にある池の中央部にも尾崎行雄さんの銅像がありました。20数年前もあったのかな？館内に入って受付を済ますと、係の方が申し訳なさそうに、「２階部分は、この間まで行われていた特別展の片付けのためにご利用できないのですが…”との説明がありました。仕方ありません。ただ館内案内のリーフレットと共に、その特別展で配布されていたらしい立派な雑誌(84ページも有ります)を「よろしければ…」といただきました。展示室へは赤絨毯を踏んで向かうなんて、国会議事堂がモチーフですね。20数年前も赤絨毯だったのかな？１階部分のメインは議事堂体験コーナーだと思います。実物の議員席を用いた小さな議場で、もちろん演壇も(実際の衆議院本会議場の４分の３の大きさではありますが)造られています。壁には士農工商それぞれをデザインした装飾彫刻と、大変に勉強になります。20数年前もこうだったのかな？その横のコーナーには歴代の議員バッジ、かつての議員登院表示板、また主要政治家の声も聞けたりします。また独立した「尾崎メモリアルホール」は、尾崎行雄の功績を中心とした展示、そしてお土産品も紹介されていました。館内の職員の方々は皆さん挨拶もしっかりで、とても気分良く見学できましたこともあり、お土産に尾崎行雄の写真入りの「人生の本舞台チョコ」を買って帰りました。近々再訪して、２階部分の見学もしたいと思います。