五代将軍綱吉が、儒学の振興を図るため創建した聖堂です
- 4.0
- 旅行時期:2015/11(約10年前)
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by entetsuさん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:13件
11月3日の祝日に初めて訪れました。
御茶ノ水駅を降りて、「聖橋」を渡るとすぐ右側にありました。
徳川五代将軍綱吉は、儒学の振興を図るため、元禄3年(1690)湯島の地に聖堂を創建し、上野忍が岡(現在の上野恩賜公園)に林羅山が私邸内に建てた忍岡聖堂にあった廟殿と林家の家塾をここに移しました。
これが現在の湯島聖堂の始まりと伝わります。
その後、およそ100年を経た寛政9年(1797)に、幕府はこの地に直轄学校として、世に名高い「昌平坂学問所」を開設しました。
明治以降には、ここにわが国最初の博物館(現在の東京国立博物館)が置かれたり、東京師範学校、わが国初の図書館である書籍館、東京女子師範学校が設置され、両校はそれぞれ明治19年(1886)、23年(1890)高等師範学校に昇格したのち、現在の筑波大学、お茶の水女子大学へと発展していきます。
そのため、「湯島天満宮(湯島天神)」とともに、年間を通して合格祈願のために、多くの受験生が参拝に来るのだそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/11/21
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