描かれた風景 ~絵の中を旅する~学芸員さんの説明を聞く
- 4.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by maricobabylonさん(女性)
経堂・成城 クチコミ:3件
富士山の見える美術館で、古今東西名所めぐり」がコンセプトだけど、
残念ながら、今日は富士山がほんのりうっすら見えるだけでした。
・歌川国貞・広重のコラボ浮世絵、東海道の宿場町を描いた「双筆五十三次」 (江戸時代 1854)
門外不出なので、こんなに保存状態のよい色鮮やかな浮世絵は珍しいそう。
風景を広重。人物を国貞(三代豊国)。
弁慶の絵に白いゴミ箱みたいなものがあったので、学芸員さんになにを意味するかを聞くと、
「切った首を入れる箱」だった。
・酒井抱一(ほういつ)「富士山図」 (江戸時代 19世紀)
この絵、好き!
青がきれい。
酒井さんはお金持ち(姫路藩主酒井忠仰)の息子だから、いいものに囲まれて育ち、センスがよいらしい。
江戸琳派の祖。(ちなみに琳派の祖は俵屋宗達)
展示事態は地味めですが、学芸員さんの説明を聞いたことで
とても充実した時間が過ごせました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
クチコミ投稿日:2015/10/12
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