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鮫洲八幡神社

寺・神社・教会

鮫洲八幡神社 施設情報・クチコミに戻る

かって漁師町であったことを偲ばせる神社です

  • 3.5
  • 旅行時期:2015/09(約10年前)
かつのすけさん

by かつのすけさん(男性)

大森・大井町 クチコミ:39件

鮫洲八幡神社は鮫洲という地名にあります(現在の品川区東大井1・4丁目及び2丁目の一部)。この地は旧東海道沿いにあり、古くは御林町(おはやしまち)と呼ばれ、猟師(漁師)町であり、御菜肴八ヶ浦(おさいさかなはちかうら)内のひとつに数えられていました。
御菜肴浦とは、新鮮な魚介類を将軍家に献上する義務を持たされた漁場でした。また、江戸湾44ヶ浦の漁業上の元締めとなって、優先的な特権を持っていました。
鮫洲八幡神社は京浜急行電鉄鮫洲駅の近くで、駅を出てすぐ右のところに位置しています。古くは御林八幡宮と称せられていました。
主神としては誉田別尊(ホンダワケノミコト)を奉斎し、気長足姫尊(オキナガタラシヒメノミコト)を配祀、伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉丹尊(イザナミノミコト)を合祀しています。
創祀の年暦は定かではありませんが、寛文年間(1661~1672)以前の御林町草創より建立され、同村の総鎮守であったものと推測されます。
明治5年の神仏分離の制定前は、常林寺(来迎院)、来福寺が隔年持にて奉仕致していました。元文3年に修復遷宮し、文化10年(1813)再建されました。
境内には土地柄、猟師の寄進した嘉永2年(1849)造立の狛犬や安政3年(1856)造立の灯篭があります。また、境内を囲む古い石垣も猟師の寄進したものです。
現在の社殿は昭和47年(1972)に遷宮されたものです。
また、境内末社として出世稲荷神社、そして池の中に厳島(いつくしま)神社(通称 弁天社)と漁呉玉(なごたま)神社(通称 水神社)が祀られています。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
鮫洲駅より徒歩3分
人混みの少なさ:
3.5
見落としてしまいそうな小さな神社です、人混みは気になりません
バリアフリー:
3.5
境内・階段、段差があります
見ごたえ:
3.5
かって、この地が漁師町であったことが偲ばれます

クチコミ投稿日:2015/09/14

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