烏城
- 5.0
- 旅行時期:2014/10(約11年前)
-
-
by bluejaysさん(男性)
岡山市 クチコミ:12件
宇喜多直家が、石山にあった岡山城の前身にあたる砦に入城したのは、1573年であった。石山の城はこの地の豪族金光氏の小城にすぎなかったが、直家はこれを大改築して居城とし、城下町の整備に着手した。
その子秀家は1590年、石山の東の岡山に本丸を移し、新しい城は1597年に完成した。これが現在の岡山城本丸である。秀家の築いた天守閣は、二階建の建物を大中小の三つに重ねた3層6階の構造で、外壁の下見板が黒塗りであったことから「烏城」と呼ばれた。
この天守閣は1931年に国宝に指定されたが、1945年の空襲により消失した。現在の天守閣は、1966年に鉄筋コンクリート造りで再建されたもので、外観は全く旧来の通りに復元されている。
関が原の合戦で敗れた宇喜多家は改易となり、岡山には小早川秀秋が入ったが、1602年に子がないまま急死し、翌年池田忠継が入り明治まで続いた。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/07/30
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する