品川駅にひっそりたたずみ鉄道の歴史の一端を感ずる記念碑です
- 3.5
- 旅行時期:2015/07(約10年前)
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by かつのすけさん(男性)
品川 クチコミ:25件
品川駅高輪口のロータリの一角に品川駅創業碑がひっそりと歴史を物語るように建っています。明治5年9月の新橋・横浜間開通に先立つ5月に、品川・横浜間が仮開業しました。当時の品川駅は、現在より少し南寄りで、駅舎は海岸にあり、岩床に打ち砕ける海水で、客車の窓を閉めることもあったようです。
この記念碑は鉄道開通80周年および駅舎改築を記念して、昭和28年4月に衆議院議長を勤めた大野伴睦氏により建之され寄贈されたものです。
この碑には当時の時刻表と運賃が刻まれています。当初は上り下りとも一日二便、運賃は上等が片道1円50銭、中等が1円、下等が50銭だったことも刻まれており、鉄道の歴史を垣間見ることができます。
現在の品川駅は、新幹線の一部始発駅として、将来のリニア中央新幹線の東京都ターミナル駅が東海道新幹線品川駅の地下40mに設置される計画も発表され、今や東京の西の玄関口と変貌しました。駅の港南口側も再開発され、高層ビル群となりました。
この記念碑は、そのような品川駅の変遷を静かに見守っていることでしょう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 品川駅のすぐ前です
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 通勤、ショッピング等の人混みに紛れているようです
- バリアフリー:
- 3.5
- 柵の中にあります
- 見ごたえ:
- 3.5
- 鉄道の歴史を物語っています
クチコミ投稿日:2015/07/25
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