社殿の前を県道が横切る残念な神社
- 2.5
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
厚木 クチコミ:22件
相模川の昭和橋のたもとにある小さなお社です。
境内の社殿の目の前を、参道を無視するように交通量の多い県道508号線が横切っていて、そのまま昭和橋となり相模川を越えています。
道路横に樹齢500年以上ともいわれる大きなイチョウの木があります。
かながわの名木100選にも選ばれている木です。
看板が立っていて、イチョウは川の近くの水分豊な土地ため樹勢が良く、乳状下垂が見られるとありますが、本当に目の前の幹に垂れている様子が見えます。
その旺盛な成長力から、昔は夏の夜など、木の幹が水を吸い上げる音が聞こえたといいますが、今では目の前をびゅんびゅん通る車の音でかき消されてしまっています。
更に、県道の膨大なコンクリートが足元を踏むように横たわっていて、車の排気ガスにもさらされていますが、乳状下垂を垂らしながら、今でもけなげに育ち続けています。
相模川のすぐ近くにあり、川との関係が深く、また、磐筒之男命を祀る創建年代不詳の古社ですが、現在では川の水ではなく、道路やコンクリートの開発の波を受けていました。
しかし、ちょうど社殿の立て直しが行われていて、人々の信仰が脈々と続く様子がうかがえます。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 2.5
クチコミ投稿日:2015/05/08
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