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築土神社

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関東大震災を引き起こしたものは…

  • 4.0
  • 旅行時期:2015/04(約11年前)
ウェンディさん

by ウェンディさん(女性)

市ヶ谷 クチコミ:9件

九段下にある筑土神社は、もともとは蔵国豊島郡上平河村津久戸にあった観音堂を始まりとする社で平将門との結びつきが非常に強い神社だ。

都内には筑土神社以外にも将門関連の神社は何件かあると云われている。
日輪寺、鳥越神社、兜神社、将門塚、筑土神社、鎧神社、神田明神、水稲荷神社などが将門とゆかりのある神社といわれていて、筑土神社を中心として日輪寺、鳥越神社、兜神社、将門塚、神田明神方向、そして水稲荷神社、鎧神社方向へはそれぞれ2時間~2時間半程度で歩いて回ることも出来る。

将門の史跡めぐりとしてこれらの神社を巡る旅も面白いのでお勧めだ。
そして、もしこれらを巡るならば将門・都市伝説を頭に入れておくと更に興味深く旅することが出来るかもしれない。

将門関連には様々な都市伝説があるのだが、ひとつだけ紹介する。

【将門・都市伝説】
将門に縁があると云われている7つの神社;鳥越神社、兜神社、将門塚、筑土神社、鎧神社、神田明神、水稲荷神社。
これらを一筆書きの線で繋ぐとある図形が浮かび上がってくる。
浮かび上がってくるもの…それは北斗七星。

北斗七星は妙見菩薩の象徴とも云われる星で、平将門はその妙見菩薩を信仰していたと云われている。
将門に縁のある寺社が北斗七星(妙見菩薩)の形に並んでいる…これは偶然なのか。

多分、偶然では無い。
これらの寺院のいくつかは徳川家康の命によりそれぞれの場所に作られた(移された)寺社で、この北斗七星の形状は家康によって意図的に作られた形だ。
では、なぜ家康はこのような事をしたのか。
朝廷と対立していた家康は将門の力を利用し、将門の負のパワーを江戸を守護する力として利用したかった。
だから、将門に江戸に留まってもらうための器として将門が信仰していた妙見菩薩の北斗七星の形を利用した。
そして家康が作った一種の呪(しゅ)により、将門は神として奉られ、江戸の守護神となった。

これで、めでたし・めでたし…となるのだが、都市伝説は此処では終わらない。

江戸幕府崩壊後、新政府は関東の守護神となった将門が目障りだった。
だから、将門がこれ以上力を蓄えない様にある策略を練った。

新政府がとった策略とは、鉄の利用。
古来から、鉄には霊力を蓄える性質と相反する霊力を妨げる性質があると云われていた。
新政府はそんな性質を持つ鉄を利用したあるモノを作る計画を立てた。

それは、鉄道。
将門ゆかりの7つの神社を結んでできた北斗七星を切る様に鉄道を走らせる計画…山手線計画だ。
山手線を環状に走らせることで、鉄を用いて北斗七星の間に流れる将門の霊力を太刀切ろうとした…という話だ。

しかし、将門も霊になったとはいえ、ただ手をこまねいていたわけではない。

山手線があと一歩で環状線になる…という1923年(大正12年)9月。
将門の怒りは大地のうねりとして関東地方を襲った。
そう、関東大震災だ。

将門を巡る都市伝説。
こじつけなのか、隠された真実があるのか…。

気になる方は、将門を巡る旅に出かけてみよう♪

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
九段下駅から徒歩3分
人混みの少なさ:
3.0
それなりにお参りの方はいました
見ごたえ:
3.0
23区内最古の狛犬や繋ぎ馬の描かれた天水桶など見どころは多い

クチコミ投稿日:2015/04/28

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