毛利元就の菩提寺跡は今は草木しか残っていませんでした
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- 旅行時期:2015/03(約11年前)
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by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
10年以上前に訪れた時は、山中の藪の中に有りとても踏み入る気にはなりませんでしたが、今回行ってみると道もそこそこ整備されていて、藪は木々が伐採されて平地にっていました。
逆に平地になると山側に石垣が残っている以外は建造物らしい痕跡は皆無で感動するものは何も有りません。
井戸の跡がありますが、こちらも安全面からか立入禁止の措置がされていて当時を窺い知ることは出来ません。
説明看板が当時ここに洞春寺があったことを知らせるのみです。
実際、洞春寺は大内氏滅亡後、それに代って君臨した毛利氏の初代藩公毛利元就の菩提寺として、元亀3年(1572年)元就の孫・輝元が、安芸の国吉田の城内に開基したのが始まりで、開山は傑僧として知られる嘯岳鼎虎(しょうがくていこ)禅師と言われ、慶長8年に毛利家に従って山口に、次いで慶長11年萩城内に移り、維新に際し明治2年再び山口に移ってしまいました。
明治新政府に要人を配した旧萩藩出身者たちとしては江戸時代の幕府の遺物ともいうべき洞春寺の痕跡を消し去りたかったのかもしれませんね。
- 施設の満足度
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1.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 石彫公園付近の山道からアクセスできますが徒歩になります。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 人混みは有りません。
- 見ごたえ:
- 2.0
- 石垣と井戸が残るのみで見応えは皆無です。
クチコミ投稿日:2015/03/27
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