見頃は春の彼岸のころ

3.5
旅行時期：2015/02（約11年前）

茅ヶ崎クチコミ：99件

ツバキの見頃は春の彼岸のころだそうです。2月上旬に訪れたところ、一部、咲いていましたが、固いつぼみのものが多かったです。少なくとも下旬以降の方が良いかもしれません。
氷室椿庭園とは言いますが、印象は住宅地の中にある、辺りではちょっと庭が広めな一民家という感じです。三井不動産の元副社長の氷室氏が茅ヶ崎市に寄贈したものだそうです。無料で観覧できます（茶室利用は予約の上、有料）。
庭には所狭しと椿の木が植えられています。ジャングルの迷路のようです。中にはここで生まれたという新品種、氷室雪月花というのがあるので探してみてください。解説とかは無いので、いきなり訪れても分からないかもしれません。場所は管理人の方に聞くと良いかもしれません。また、氷室椿庭園のHPにも園内のツバキ地図が掲載されています。氷室雪月花は、隣家との境界に近い西側奥にあります。白にたくさんの赤の絞りが入った花です。
葉が反り返り、お椀のようになった椿もあります。病気の木ではありません。なお、これだけ密生していると、チャドクガの毛虫によくやられないなと思いますが、茅ヶ崎市による手入れの人が入っていました。
他にも黒椿、金茶花、そしてわずかに香りのするツバキ（珠錨）もあるので、探してみてください。花などは持ち帰ってはいけないので、注意してください。
駐車場は通常利用はできないようですから（身体障害者のみ予約の上、利用とのこと）、バスや徒歩となります。自転車置き場もわずかにあります。茅ヶ崎駅南口から伸びる雄三通りに、「東海岸」バス停があります。隣の「東海岸南3丁目」バス停でもよいですが、「東海岸」の方が駅に近いです。バス停近くと、ルート上の曲がり角に案内板が立っていて分かりやすいです。