世界よ、これが日本のパンだ。
- 3.5
- 旅行時期:2014/08(約10年前)
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by しゅんたまさん(女性)
鶴見 クチコミ:1件
巷ではここは欧米か?というような小洒落たパン(1個300円は出さなきゃ買えない!)を売っているブーランジェリーが流行っていますが、こちらの『コンガリアン』は店構えも商品も何もかもその真逆を行くパン屋さんです。
昭和で時間が止まったようなガラス戸の入り口は、何度も店の前を通ったことのある人でもそこがパン屋だとうっかり気づきません・・・。
対面式のショーケースは小さく、そして中にチョコンと並べられたパンも小さい。その大きさはiPhone5くらいか?いや、より小さいか?
昔ながらのカレーパン、コロッケパン、焼きそばパン、スパゲティパン、ウィンナーパン・・・
どれもミニチュアのように小さく、きれいに具が挟まっています。驚くのは焼きそばパンやスパゲティが、まるで櫛で梳かした乙女の髪のようにまっすぐ平行にパンに美しく詰まっているのです。
今回は残念ながら、炭水化物✕炭水化物の焼きそばパン類は購入せずでしたが、やさしい味のカレーが入ったカレーパン、ソースのしみたコロッケパン、給食のあげパンのような懐かしいツイストドーナツをいただきました。どれもほっこりする味でいずれも90円前後。
びっくりするのが、35円のロックケーキという焼き菓子。お味はホントに素朴で、喩えるならば近所のおばちゃんがおやつに焼いてお裾分けしてくれた謎のクッキーという感じの味ですが、35円て?!?駄菓子?!
国道1号線沿いの川崎と鶴見の間、最寄りはJR南武線の尻手駅というマニアックな土地にあるので何かのついでくらいしか寄る機会は無いと思いますが、実直な手仕事の日本のパン。一度お試しください。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 500円未満
- 利用形態:
- その他
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 2.0
クチコミ投稿日:2015/02/16
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