2月上旬、節分草が見ごろ

3.5
旅行時期：2015/02（約11年前）

立川クチコミ：4件

園内、北方のこもれびの里の農家の北斜面にセツブンソウの群落が作られています。黄花ではなく、もっと可憐な白花種です。
関東地方では数少ない見所の一つです。ただし、人工の庭園で、セツブンソウは松の木の根元などに3～4畳のスペースが作られており、そこに群落で植えられていました。写真で見るのと違って、本当に小さくで可憐な花でした。
昭和記念公園という街中のアクセスの良い場所のため訪れやすいですが、はっきり言って花壇に植えられたような人工の場所です。野趣を求めるなら、埼玉の小鹿野両神の節分草園や栃木市の四季の森星野を訪れると良いと思います。
昭和記念公園では、同時期、スノードロップやフクジュソウが見ごろとなっていました。ロウバイは、ややピーク過ぎ、梅はまだ2～3分咲きというところでした。椿も園内にたまに見かけますが、こちらもまだまだでした。日本水仙は数日前の雪でやられてしまったようですが、ラッパスイセンはきれいな花を咲かせ始めていました。
立春を過ぎたとは言え、園内の広場は枯芝に覆われ、日陰には一部、先日の雪も残っている場所があり、寒々としていましたが、ところどころ春の花も咲き始めている園内でした。
園内は結構広いです。自転車も持ち込み可ですが、旅行者の方などは、西立川口や立川口など、入園口横にあるレンタサイクルで回ってもよいかもしれません。ほとんど平坦な公園で、自転車道が整備されているため回りやすいです。