秘密の場所へ抜ける感じがする階段道
- 3.5
- 旅行時期:2014/10(約11年前)
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by はまちゃんさん(男性)
金沢 クチコミ:205件
「暗がり坂 ・ あかり坂」は、主計町にある二つの小さな坂です。
“暗がり坂”は、主計町の小高いところに鎮座されている“久保市乙剣宮”の境内の裏手からおりる狭い階段の道です。階段の道はカーブしていて短く、あっという間に主計町の裏通りにある主計町事務所(昔の検番)付近に到着します。この坂は、泉鏡花が毎日ここを通って学校に通っていたそうで、老舗街の旦那衆が茶屋街へ密かに通ったと道ということも言われています。名前の由来は、言うまでもなく昼でも暗いことから来ています。
もう一つの“ あかり坂”は、尾張町から主計町へ通じる“暗がり坂”に平行する坂道です。この坂も暗がり坂と同じように、カーブした短い階段がある道になっています。この坂は2008年までは名前の無い坂道だったそうですが、五木寛之氏が作品の中で命名したそうです。
どちらの坂も、何てこと無い路地裏の狭くて短い階段道ですが、坂の上と下とでは大きく雰囲気が違い、どこか秘密の場所へ抜ける道の様な不思議な感じがして面白かったです。
整然とした“ひがし茶屋街”の様な町並みも良いが、『この先はどうなっているのだろう・・・』と思いながら、探検するように歩く路地裏はとても素敵でした。是非とも、訪れたいところです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2015/02/13
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