宮山駅

お正月はひどく混雑

3.0
旅行時期：2015/01（約9年前）

茅ヶ崎クチコミ：99件

相模国一之宮、寒川神社への最寄り駅です（神社まで500ｍ）。神社と同じ“寒川”の名前から隣の寒川駅で降りてしまうお客さんもいるようで、相模線に乗ると、宮山駅が最寄り駅であることをところどころで案内しています。
ただ、歩く距離をいとわなければ、寒川駅で降りて、寒川神社の一の鳥居から雰囲気のある参道を行くことができます。相模線の北側に沿って、大門踏切のところまで小道が続いており、寒川駅からそこまで600ｍ。一の鳥居から神社の本殿までは約1ｋｍです。
宮山駅はお正月はひどく混雑します。寒川神社の初詣客は約40万人とも言われています。車で行くお客さんも多いですが、駐車場やその渋滞で困るところ。電車も混み合い、神社まで500ｍ歩くことになりますが、それでも多くの人が宮山駅を利用します。そのため、正月期間は駅員を増員して交通整理にあたり、プレハブの臨時切符販売窓口を設けたり、SuicaなどのICカード専用ですが、臨時の出入口を設けたりしています。
3が日、特に元旦の午後が混みます。相模線は単線のため、一方向あたりどうしても最短15分間隔でしか運行できません。また、車両も4両のみで増結できません。1両目から4両目の端から端まで通勤ラッシュ並みの混雑です。だいたいは乗れるのですが、混んでいる時間帯は、乗るのを諦め、次の列車を待つ人もいます（次の列車も混みますが）。駅も片側しかない単線ホームです。
なお、神社の参集殿の前から海老名駅まで、3が日は臨時の相鉄バスが運行されます。こちらは相模線より多少時間がかかり（列車15分。バス25～50分）、運賃も高いですが（列車200円。バス310円）、駅まで歩かずに神社の前で乗降できます。ほか、茅ヶ崎駅や本厚木駅行きの便もあるようです。
駅前には戸塚米店とコンビニのスリーエフがあります。戸塚米店では神社前で売っている八福餅をここでも買うことができます。お正月にはどちらのお店も駅前の通りに臨時の販売所を出していました。八福餅は勿論、肉まんや温かいペットボトルのお茶、甘酒、ジャンボフランク、そして何故かくじを販売していました。
宮山駅は普段は、朝、夕の通勤時に少し人が多めになる程度です。駅の窓口および切符販売機は9時～19時で、シャッターが閉まっているそれ以外の時間はICカードのタッチ機を利用することになりますが、現金払いの方は、更に自動の乗車駅証明書発行機があるので、そこから発行される紙片を降車駅で渡して精算することになります。