萩の高台にある松蔭誕生地は眼下に城下を望む絶景の地にあった

4.0
旅行時期：2013/12（約12年前）

by 風待人さん（男性）

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松蔭神社から1ｋｍも山側に登ると吉田松陰誕生地と刻まれた石柱に出くわす。
石柱の方に進路を折れて、尚山側にその坂道を登ると少し小高い丘になっていてそこに吉田松陰誕生地はあった。
今はもう建屋も何も残ってはいないが、後世になって復元されたという間取りを示す石の区画が有り、当時松蔭らが済んだ建屋を思い浮かべることが出来る。
この位置からは眼下に萩の街が見下ろせ、更に当時萩城が建っていた指月山や日本海も見渡せる。
幼き日、若き日の松蔭はそれらの景色を眺めて日本の行く末を考えたであろう。
敷地内には松蔭が産湯を使ったとされる井戸や、下田で国禁を犯して外国船に乗ろうとした時を再現した吉田松陰とその弟子、金子重輔の像が海側に向けて建てられている。
幕末の志士、吉田松陰がこんなに山奥で生まれ育ったとは驚きである共に、萩城下や日本海を望めるロケーションは心を落ち着かせてくれます。