維新の志士が歩いた萩往還(山口市中心部~大内御堀~鯖山峠)
- 4.5
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
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by toyokazuさん(男性)
山口市 クチコミ:50件
山口県では2018年の明治維新150年に向けて、今、江戸時代の毛利氏の街道である「萩往還」を売り出しています。
?今日は山口駅を起点に山口市中心部から大内御堀を歩いてみました。
まずは山口駅の観光案内所で萩往還ルートマップを入手。山口市、萩市、防府市の観光協会が共同でつくったものです。萩から防府に至る萩往還を6つの区間で紹介しています。
まずは山口駅真正面の道路をまっすぐ歩きます。山口地裁敷地内に山口客館跡の碑が。
少しして左側に八坂神社御旅所が。市内に室町時代大内氏が京都から勧請した八坂神社があり、毎年7月にある山口祇園祭りの際、御神輿がここまで練り歩きます。
道場門前のアーケード街に着くと右折し、商店街の中を歩きます。ちゃんと小さな「萩往還」の表示がいたるところに見られます。
竪小路というところで左折して、広い道路を横断歩道で渡り、まっすぎ北へ。この通り近辺は大内氏の館があったところで、館跡の龍福寺に寄りました。参道が紅葉に覆われていてとても美しかったです。
国道9号にぶつかるとUターン。国宝の瑠璃光寺五重塔は目の前ですが、またの楽しみにとって、道場門前の商店街に戻りました。
地元では「萩往還」の認識が少し違うようで、「裏萩往還」の道を歩いてみました。商店街を十分見て右折し、椹野川にぶつかると、古そうな鰐石橋。鰐石という岩があり、ここまで船が来ていたようです。
少し歩くと広い道路に出たところで左側に福田屋があります。山口名物ういろうを売っていた店です。今はやってません。この辺から大内御堀といいます。
旧262号の旧道に入り延々歩くと、乗福寺や氷上興隆寺などの大内氏の歴史の跡が残っています。
ゴールは国道262号を地下道で渡った柊刑場跡でした。
?今日は山口IC付近の柊刑場跡から鯖山峠までを歩いてみました。
柊刑場跡は明治になってから奇兵隊諸隊が反乱をおこした時の首謀者が処刑されたところで、招魂碑が立っています。駐車スペースもあります。
柊神社を詣でて、ひたすら平坦気味の道を行くと萩往還の道しるべと趣のある馬頭観音があります。
ここを左折して月光山・泰雲寺に寄り道。紅葉がきれいです。毛利元就の三男小早川隆景の墓と夫人の墓があります。
さらにひたすら道を行くと萩往還の道しるべが。左折して禅昌寺に寄り道。大内氏時代からの寺で紅葉がとてもきれいでした。ぐるりと寺内を一周。
ひたすら徒歩に戻ると、ゴールの美由伎松が。目の前の国道262号は車の往来が激しいので、少し戻って信号のある横断歩道で国道262号を渡ります。佐波山峠入口には駐車場やトイレ、萩往還の案内板があります。大きな銀杏の紅葉もありますよ。
国道262号沿いは防府駅・山口駅間のバス便が頻繁にあるため、洞北北口バス停から柊バス停まで戻りました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- ?JR山口駅から歩きます。?山口IC付近柊刑場跡に車を止めます。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 普通です。
- バリアフリー:
- 3.0
- 舗装道歩きです。
- 見ごたえ:
- 4.5
- 大内氏の歴史を感じるウォーキングです。
クチコミ投稿日:2014/12/06
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