旧東海道の目黒川沿いにひっそりとたたずむ歴史のある神社です
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- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by かつのすけさん(男性)
品川 クチコミ:25件
荏原神社は、東京都品川区の旧東海道の目黒川のそばにひっそりとしたたたずまいを見せていますが、歴史のある神社です。
荏原神社は元明天皇の時代の、和銅2年(709年)に、創建されました。長元2年(1029年)に神明宮、宝治元年(1247年)には京都八坂神社より牛頭天王を授かり、古来より品川の龍神さまとして人々から信仰されています。
源氏、徳川、上杉等、多くの武家の信仰も受けて現在に至っています。荏原神社の本殿や境内は、それほど大きなものではありませんが、歴史をひもとくと皇室や徳川幕府などとも深い関係があり、古くから多くの人々から信仰されていた神社であることが、伺えます。
目黒川に沿って建っていますので、桜の開花の時期には、目黒川沿いの桜とのコントラストが彩を与えます。
明治元年には、准勅祭社として定められました。現在の社殿は弘化元年(1844年)に建立されたものです。本殿には「天照皇大神」等が祀られ、徳川家康の朱印状も残されています。
古来は品川大明神と呼ばれていましたが、明治の始めに、荏原神社と社号を改めました。その理由としては、旧荏原郡(現在の品川区、大田区、目黒区、世田谷区を含んだ地域)の中で最も由緒のある神社であったからです。
学問、商売繁盛、交通安全、病の治癒、家内安全等にご加護があるとして現在も信仰されています。
例年、6月上旬には例大祭が行われます。梅雨の時期でもあり、荏原神社の例大祭の時には、必ず雨が降ると地元の人は言い伝えられています。
また、東海七福神の一つでもあり、正月には初詣の参拝者で賑わいます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 京浜急行、新番場駅より徒歩5分
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 例大祭等の時には多少人混みもありますが、普段は人混みは少ないです
- バリアフリー:
- 4.0
- 境内は平坦な参道です
- 見ごたえ:
- 4.0
- 古来より皇室、武将達にも庇護され、歴史のあるお寺です
クチコミ投稿日:2014/11/08
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