都心にあって、ツツジと絢爛豪華な社殿等が見所の神社です

4.0
旅行時期：2014/10（約11年前）

谷根千クチコミ：1件

根津神社は、東京都の文京区にあり、都心とは思えない自然の中に建立された神社です。
その歴史は古く、約2000年前に日本武尊により建立されたものです。その後江戸時代には、時の将軍家の徳川家に庇護され、6台将軍家宣の産土神として手厚く保護され、現在に至っています。
根津神社は、絢爛豪華な社殿等とツツジで有名であり、明治の文豪の森鴎外、夏目漱石らもこの付近に居を構えていました。
根津神社は広い境内の中に、楼門、唐門、透塀、社殿が点在していまして、境内をゆっくりと見るだけで、小一時間はあっという間に過ぎてしまいます。
根津神社の建物は壁が朱色に塗られており、鮮やかな金色の飾り金具を多用しています。また、唐獅子や麒麟などの霊獣が数多く彫刻それていまして、絢爛豪華な建物を楽しめます。
特徴的なのは社殿が本殿と拝殿が連なった造りになっています。良くみますと、屋根の瓦に卍が彫られています。これは、神仏混合建物ならではのものです。
社殿、唐門及び透塀は重要文化財に指定されています。
境内の西側の高台一帯は都心最大のツツジ苑としても知られています。その規模は、面積約200坪内に50種、3000株のツツジが咲き競います。毎年、ツツジの咲く時期には、ツツジ祭りで賑わいます。