日本二百名山の一つに数えられている武甲山(ぶこうさん)
- 4.0
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
秩父 クチコミ:11件
武甲山(ぶこうさん)は埼玉県の西側、秩父盆地の南端にある山で秩父市と横瀬町の境界にあり標高は1304mで別名を秩父嶽、妙見山、武光山ともいう。秩父地方の総社である秩父神社の神奈備山で日本二百名山の一つに数えられている。火山島が活動を終え浸食によって削られサンゴ礁を纏うようになりサンゴによってできた石灰岩を載せた海山がプレートの動きにより北上し深い海溝に引きずり込まれやがて隆起し浸食されることで地表に現れた山が武甲山とのこと。日本武尊が自らの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという伝説が元禄時代の頃から定着し武甲山(ぶこうさん)と呼ばれるようになったといわれている。武甲山の石灰岩は日本屈指の良質な大鉱床で可採鉱量は約4億トンと推定され古くから漆喰などの原料として採掘されていた。明治期よりセメントの原料として採掘が進められ1940年に秩父石灰工業が操業を開始して以降、山姿が変貌するほど大規模な採掘が進められ、とくに北斜面で山体の崩壊が著しいとのこと。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
クチコミ投稿日:2014/09/01
いいね!:4票
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