夏目漱石とゆかりが深い寺、円覚寺の塔頭帰源院
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- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
鎌倉 クチコミ:32件
円覚寺の塔頭帰源院は、夏目漱石とのゆかりで知られる。漱石は明治27年12月の末から1月にかけて、円覚寺管長釋宗演の下で参禅、帰源院に止宿し、後にこの参禅体験をもとにして『門』を書いた。
帰源院本堂の前庭に「佛性は白き桔梗にこそあらめ」がある。この句は、漱石が参禅の後、明治30年の夏、鎌倉材木座の海岸に滞在した折り、帰源院を訪れて詠んだもの。句碑は昭和30年12月9日、漱石の命日に「鎌倉漱石の会」よって建立され「鎌倉漱石の会」は、句碑建立後も漱石忌の講演会など活動を続け、『夏目漱石と帰源院』を刊行、版を重ねている。鎌倉には東慶寺(とうけいじ)など夏目漱石とゆかりがある寺院があり、漱石が鎌倉を愛したことがよくわかる。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/06/30
いいね!:4票
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