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全身泥まみれになって自然とふれ合う、オンリーワンな体験ができる場所

  • 5.0
  • 旅行時期:2014/06(約10年前)
うさりん♪さん

by うさりん♪さん(男性)

太良・鹿島 クチコミ:1件

 有明海の干潟に入って泥んこ遊びする、干潟体験ができる場所のひとつ。

 ここの干潟は、ひと言でいうと底なしの泥沼。まっすぐ歩いていこうとすると、10mくらいでひざの上まではまって身動きとれなくなり、脱出しようとするとますますはまってしまう。ガタスキーという、板に乗って進んでいても、だんだん板が泥の中に沈んでいって、やっぱり動けなくなってしまう。軽い気持ちで干潟に入ると、けっこう痛い目にあう。
 なので、干潟に入るなら、最初から全身泥まみれになる覚悟を決めて、そのつもりで入りましょう。ムツゴロウになったつもりで、全身を泥の中に投げ出してしまうと、けっこう楽に身動きが取れるし、干潟の泥は、表面は日差しであったかくて、どろどろ、べちょべちょ、ぬるぬる、すべすべ、とろとろ、ふわふわ、泥の中は、いくつも言葉を並べても伝えきれない、想像できる範囲を超えた不思議な世界。そうして泥まみれの状態に慣れてくると、だんだん気持ちがよくなってくるはず。干潟の泥はけっこうきつい潮の香りがするけれど、いやなにおいではなくて、全身よごれ放題になって干潟の泥んことたわむれていると、大自然とひとつになったような開放感、さっぱりした気分になれて、ついつい時間がたつのをを忘れてしまう。泥んこになってみんなではしゃいで思い出づくりする干潟体験も悪くはないけれど、のんびり、干潟の大自然に癒されるつもりで入ってみるのもいい。いずれにしても時間はたっぷりとるようにしたい。

 注意する点としては、泥の中には、石ころや貝殻が混ざっていることもあり、走ったり、飛び込んだりすると、スパッと切れてしまうことがけっこうある。それと、深いところは泥が締まっていて、はまりこむとがっちり足を取られてしまい、無理に動こうとすると足がつる原因になる。競争したり、ふざけすぎたりすると痛い目にあってしまう。目に泥が入ってしまうのも、はね上がった泥しぶきが直撃すると、病院送りになるくらいの深手を負ってしまう。はしゃぐのはほどほどに。
 泥んこになった体は、高圧放水で洗い流して、仕上げにシャワー室で落とす。慣れていないと、これにけっこう時間がかかるし、手の届かないところに泥が残って、タオルや下着をよごしてしまうこともあるので、干潟に入る日は、一日通して軽装で過ごすようにするといいかもしれない。

 干潟に入る時の服装は、最後、泥水で濡れた状態で持って帰ることを考えると、身につけるものは、何かこだわりがあるのでなければ、必要最小限にした方が良いが、水着+Tシャツは身につけるよう指示されており、子どもの場合は靴下も必要。レンタルは各300円、セットで600円とけっこう高く、販売はしていないので事前に自前で用意する必要がある。
 泥んこになった水着は洗濯機で洗えばたいていは元通りになるが、Tシャツは微妙。ラッシュガードがあれば、それを使うのがいいかもしれない。あと、髪の長い人は、水泳帽をかぶっておくと、動きやすいし、あとで泥を洗い流すのも楽。一方、ゴーグルは、泥がつくと全く前が見えなくなるので、あっても役に立たない。そのほか、切り傷ができた時の絆創膏、耳の穴に入り込んだ泥を落とすための耳かき、目のまわりや鼻の穴から出てくる泥を落とすウエットティッシュとかがあると役立つと思う。

 最後に体験料金の700円は、子どももこのお値段で、ちょっと高いなあ…と思うが、干潟に入って全身泥まみれになって遊ぶのは、オンリーワンな体験なので、高いとも言っていられません。小城市の干潟体験場は300円とややお安いので、そちらを選ぶというのもひとつの手。
 プランニングについて。潮の干満で体験できる時間は日々変わり、また、個人・小グループは、夏休み以外は土曜・休日のみ体験可能。平日は頼み込んでも絶対受け付けてもらえない。食事は、食堂は不定休が多いが、道の駅内の直売所で弁当などが買える。お風呂に入ってさっぱりして帰りたいなら、小城市のアイルが、プール+温泉で500円と格安。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
5.0
R207沿い道の駅鹿島。電車、バスも本数少ないがアクセス可能
人混みの少なさ:
3.0
泥を落とすのに時間がかかるので、シャワー室が混むと、けっこう待たされる。
見ごたえ:
5.0
干潟の風景、泥んこになって遊ぶ人たち、日本中ほかのどこへ行っても見られない。

クチコミ投稿日:2014/06/22

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