大田区羽田の守り神
- 4.5
- 旅行時期:2012/01(約14年前)
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by entetsuさん(男性)
羽田 クチコミ:45件
「羽田七福いなりめぐり」ウォーキングで訪れました。
アクセスは、京急空港線「穴守稲荷」駅より徒歩3分ほどです。
文化元年(1804年)の新田開墾の折り、海が荒れて沿岸の堤防が決壊し、村々は海水による甚大な被害を受けたそうですが、村民が堤防の上に祠を勧請し、稲荷大神を祀ると、海が静まって大きな実りをもたらしました。
これが「穴守稲荷神社」の起こりとされており、穴守という名の由来は、堤防に開いた穴の害から人々を守るという神徳にちなみます。
穴守稲荷神社は境内も広くなり、さらに周辺で潮干狩りもできることや温泉が湧いたこともあり、門前には温泉旅館や芸者の置屋ができるなど、賑わいを見せていきました。
この繁栄を見て、京浜電気鉄道(現在の京浜急行電鉄)は京浜蒲田から穴守稲荷神社へ向けて支線を伸ばし、1902年(明治35年)には海老取川の手前まで、ついで1913年(大正2年)には川を渡って穴守稲荷門前までの延伸を果たしました。この結果、神社界隈はさらに賑わっていきました。
羽田空港が拡張されたのが1945年、東京国際空港ターミナルビルの完成が1954年ですので、京急の慧眼には驚きです。
有名な神社だけあって、初詣時期は混雑しています。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/02/14
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