月見の名所 九段坂 東京湾の漁船の目印のために立てられた 高燈籠
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- 旅行時期:2013/12(約12年前)
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by wiz さん(非公開)
市ヶ谷 クチコミ:3件
江戸時代、九段坂(くだんざか)はその名の通り九段の石段状だったそうで、九段坂上は見晴らしが良く、江戸湾や千葉の山々も一望できたそうです。 また月見の名所としても知られていたそうです。 1869年(明治2年)、招魂社(しょうこんしゃ、現在の靖国神社)の建立時、石段は普通の坂に変えられ、震災復興時、坂はなだらかに変えられたそうです。
『高燈籠』は、通称、『常燈明台(もしくは灯明台)』。 招魂社(現在の靖国神社)に祀られた戦没者慰霊のため、また東京湾の漁船の目印のために立てられ、その明かりは、品川や遠い房総からさえ見ることができたのだそうです。 1871年(明治4年)建造。
1930年(昭和5年)の靖国通りの拡幅工事の際、『高燈籠』は(靖国神社の)道路の反対側に移設されたため、現在、『高燈籠』は(北の丸公園=武道館側の)歩道橋の近くに立っています。 現在は、この歩道橋の上から、東京スカイツリーが見えます。
○靖国神社 境内のご案内
http://www.yasukuni.or.jp/precincts/
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2013/12/21
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