事前準備が大事です

4.0
旅行時期：2010/09（約15年前）

富士吉田クチコミ：2件

山小屋がたくさんあって休憩しやすく、初心者向けのコースです。中央自動車道の富士吉田を降りてすぐにある有料道路の富士スバルライン（往復2 000円）に乗ると富士山5合目駐車場迄行けます。ここには施設がたくさんありビックリします。ここはすでに雲の上（標高2305ｍ）で雲が真下に見えて不思議な感じです。お菓子の袋を持っていくと気圧のせいでパンパンにふくれていて面白いです。ｋ駐車場から段差のある階段を登ると神社がありそこで売っている金剛棒（1 000円）があると帰りが楽になります。登山道は6合目迄は林道で、ゆるやかな下り道や平坦な道でつい早歩きになってしまい、いきなり酸欠状態になってしまうので慣れるまでゆっくり登りましょう。六合目（標高2390ｍ）から七合目（標高2700ｍ）迄は整備された九十九折の砂利道をひたすら登って行きます。これが結構長く砂利で滑り、足の疲労がたまり結構疲れます。七合目からは急に岩場になり手を使わないと進めない所もありきつかったです。八合目（標高3000ｍ）を過ぎたと思ったら本八合目（標高標高3350ｍ）があり、がっかりします。九合目（標高3400ｍ）に着き、ここからが一番の難所でした。頂上だと勘違いした白い鳥居をくぐり、さらに急になった岩場を登って行きます。ここからは休憩小屋もなく休むような平地は無かったです。止るとよけい疲れるので勢いで登るしかないです。最後は長い石段を登って鳥居をくぐると頂上に着きます。苦労も忘れ元気になります。頂上には神社や山小屋やトイレがあります。山小屋ではﾗｰﾒﾝを頼むとインスタントラーメンでした。（わかめ入り700円）頂上は風も強く寒かったので体が暖まり美味しかったです。下山道は砂利の急斜面を九十九折に無理やり走らされる感じで降りて行きます。勢いあまると崖から落ちてしまうので注意が必要です。ここで金剛棒がスピードを抑えるため役に立ちます。下る時に砂が凄く舞うので靴には砂がたくさん入ってきます。初心者だった為なめて登ってしまい大変でした。次の日は足がガクガクで痛く、日焼け止めを持っていかなかったので顔からウミが出てきて大変でした。登る時は経験者と行くか事前に情報を調べておきましょう。
富士登山はなめてかかると大変なのでしっかりと計画を立てて装備もしっかりした方が良いです。陽射しが強く日焼け止めや帽子、頂上は寒いので上着が必要です。服装はスニーカーやジーパンでは物凄く疲れるので服装は大事です。食料や水は山小屋では高いのである程度持参した方が良いです。携帯酸素や携帯イスも持っていると便利です。9月を過ぎると閉まる山小屋も増えてくるのでなるべく早めに登った方が良いです。