丁寧な展示・応対で、気持ちよく勉強させていただきました
- 5.0
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by T04さん(非公開)
神田・神保町 クチコミ:32件
開設されるときには、政治的に問題にされてこともありましたが、やっと訪れることが出来ました。昭和10年から30年という、戦中・戦後の生活をメインテーマにした資料館です。地下鉄「九段下」駅の4番出口を出ると目の前という恵まれた立地で、江戸時代の「蕃書調所」跡地に建てられています。1階入り口を入ると、すぐに挨拶と共に係の女性が笑顔で近づき、パンフレットを渡してくれるなど、国立施設っぽくない応対に驚きました。施設は7階まであり、6・7階が常設展会場で入館料500円、5階の「映像・音響室」や4階の「図書室」などは無料になっています。自動券売機で入館券を買って7階の入口へ向かいます。入口では音声ガイドの無料貸出サービスがありました。館内はどこも大変綺麗にしてあり、管理が行き届いています。さて展示の内容は…6・7階合わせて13のテーマに沿ったブースに分かれていましたが、どのブースにも希少な展示品が多いですし、それぞれのテーマに沿った短いニュース映像(多くは2分以内のもので、各ブースに6~10本)や解説書も用意されています。防空壕を体験するコーナーや、戦中・戦後の生活用品や衣服を手にしたりすることのできる体験コーナーでは、お年寄りの方から貴重なお話を聞くこともできました。唯一の不満は、展示品の写真撮影が禁止されていることかな…。あっ、6階の展示室出口では簡単なアンケートに答えるとクリアファイルがもらえたことも記しておきます。5階の「映像・音響室」には、パソコン・ブースがゆとりを持って多数設置してあり、写真や映像・資料を検索して視聴することもできますし、「図書室」の資料も95000冊以上の蔵書があるとのこと。この2つの施設が無料とは…今後はしばしば利用したいと思います。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 地下鉄東西線「九段下」4番出口の目の前で、大変に便利です
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 入場料は300円ですし、簡単なアンケートでクリアファイルがもらえます
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 休日だったのに、見学者は多くはありませんでした…どうして?
- 展示内容:
- 4.5
- 希少なモノだけでなく、解説やニュース映像、また体験型展示もあって、楽しく勉強させていただけました
クチコミ投稿日:2013/09/22
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