近未来的コントロールセンターと地下宮殿
- 3.5
- 旅行時期:2013/06(約13年前)
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by kirinbxxさん(男性)
春日部 クチコミ:1件
首都圏外郭放水路とは、中小河川の洪水を地下に取り込み、地下50メートルを貫く総延長6.3キロメートルのトンネルを通して江戸川に流すための施設です。施設のホームページによれば、「直径30メートル、深さ70メートルにおよぶ5本の巨大立坑をはじめ、地中深く6.3キロメートルにわたって走る直径10メートルの地底トンネル、重量500トンの柱が59本もそびえるマンモス水槽、そして、毎秒200立方メートルの水を排水する14000馬力タービンなど、そのすべてが想像を超えるスケールです。」とのこと。
今回、丁度東北から東京へ向かう途中で立ち寄る時間ができたので見学に行ってきました。個人見学は1回25名までで、原則として1日3回行われ、予約は公式サイトからできます。割と人気がある施設のようなので、申し込み可能になる日の午前0時にサイトを見ると、私達が申し込んだ日(平日です)の1回目はすでに満員でした。私達は旅程の都合上、2回目に申し込みましたが当日行ってみると19人の参加者がいました。団体扱いが26人からということで、小グループでのツアーや社会見学の人達も個人見学扱いになるので、どうしてもこの日に、という場合は受付開始直後に申し込む方が無難です。
平日の場合、往路はうまく春日部市コミュニティバス「春バス」の見学会の少し前につく便があるのですが、復路のバスがちょうどいい時間にはありません。離れたバス停まで歩くか、タクシーを使う必要があります。雨が降っていたので私達はタクシーを利用しました。
近未来的なコントロールセンター(なので映画撮影にも使われたそうです)や放水システムの展示のある龍Q館で説明を受けた後、階段を下りて放水路の見学となります。階段しかないので自力で階段を昇降できない人は放水路見学には参加できません。中はひんやりとして、湿り気が多く、丁度鍾乳洞の中にいるような感じでした。
こういう施設を公開している場所は世界的に見てもそう多くはないので、近隣の方や、旅行の途中で丁度時間が取れる人は行ってみてはどうでしょうか。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 2.0
- 平日はアクセス悪し
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 完全予約制なので人混みはなし
- 展示内容:
- 5.0
- 驚きと発見に満ちている
- バリアフリー:
- 1.0
- 施設の性質上バリアフリーとは無縁です
クチコミ投稿日:2013/08/01
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