浪漫と幻想の作家の作品と金沢の魅力を知るにはここ
- 4.0
- 旅行時期：2013/06（約13年前）
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by tom32さん（男性）
金沢 クチコミ：78件
幼くして亡くした母への憧憬を基底とする浪漫と幻想の世界を紡ぎ出し、多くの小説や戯曲を生み出した泉鏡花の生涯と作品世界を紹介する資料館で、泉鏡花の生家跡（生家は残念ながら明治時代の火災により焼失）に建つ木造二階建と土蔵三棟を改修したものです。この建物が建つ下新町通りは、金沢の「こまちなみ」にも指定されている古い家並みが残る風情ある通りで、久保市乙剣宮（くぼいちおとつるぎぐう）神社を通り主計町茶屋街へと降りる暗がり坂など、泉鏡花の世界観をそのまま残したような雰囲気を残しています。
館内は、作品の実物展示のほか、戯曲にちなんだ人形劇や映像など、工夫が凝らされており、初めて読むには難解な書体の作品にわかりやすく触れることができるようになっています。周囲の雰囲気に触れたあと、ここを見学することで、「ちょっと作品を読んでみようかな」と思わせるような展示です。
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建物外観、左奥が久保市乙剣宮神社
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入口
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者：
- カップル・夫婦
- アクセス：
- 4.5
- コストパフォーマンス：
- 4.0
- 人混みの少なさ：
- 4.5
- 展示内容：
- 4.0
- バリアフリー：
- 4.5
クチコミ投稿日:2013/07/09
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