付近には源頼朝にまつわる遺構多し。やっぱり何かあった?
- 3.0
- 旅行時期:2009/05(約17年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
茅ヶ崎 クチコミ:99件
閑静な小さなお社ですが、参道が長く続きます。旧東海道の国道1号線が千の川を渡る鳥井戸橋のたもとから、約1km弱、車も通れますが、やや狭い道で、途中松並木が続きます。社の近くになると太鼓橋があり、車は通れなくなりますが散策にはよい道です。社殿の近くまで来て、参道よりも広く立派な舗装された道路が横切っているので少し変な感じがしました。社殿の規模もそれほど大きなものではありませんが、源頼朝など源氏と縁深い社です。相模川の橋の落成式の帰りに八幡宮付近で源頼朝が落馬、死亡したということですし、その橋の跡である旧相模川橋脚や、落馬の原因を作った義経や弁慶の亡霊を鎮める御霊神社、弁慶塚、また落馬の責を問われた侍従の墓とも言われる五輪塔のある寺社が近くにあります。橋脚以外は説や伝承なので真実は分かりません。周囲は住宅地で、たまに畑が広がる平凡な風景ですが、いわくつきの遺構が意外にも残っています。茅ヶ崎など鎌倉以外の湘南地方には鎌倉時代の遺構が結構残っていますが、どれも土塁や土地の起伏程度になってしまっているのを多く見かけます。旧相模川橋脚は小出川のたもとにあり、現在の相模川からは結構離れています。往時は相模湾が退行したばかりの低湿地で八幡宮など付近は現在とは全く違った景色だったのかも知れません。勝手に想像をふくらませて訪れてみるのもよいかも知れません。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/07/05
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