金沢の泉野寺町、六斗の広見近くの由緒あるお寺

3.5
旅行時期：2013/05（約13年前）

by tom32さん（男性）

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　金沢の犀川西岸には、寺町寺院がありますが、北東の野田山へと向かう寺町通りに並ぶ野田寺町と、西へ向かう鶴来往還に沿って並ぶ泉野寺町とに分けられ、このお寺は泉野寺町の「六斗の広見」という広場のように道が広がった場所の近くにあります。
　江戸初期、能登中居村から金沢によばれた鋳物師で御用釜師となったの宮崎寒雉（彦九郎）家代々の墓があり、境内の鐘楼の梵鐘も彦九郎の手によるものです。
　この梵鐘は、戦時中の金属供出の中、明治以前の鐘で由緒あることから供出を免れ、残っているそうです。梵鐘銘文には「延宝５年（1677）当時第４世の代に宮崎彦九郎義一名」と寺誌が刻記されています。
　寺の門前に掲げられた、由緒書には、ほかにもいろいろと寺宝や、由緒のある名家の墓所があると書かれています。

　私が訪れたときは建物内には入りませんでしたが、金沢市観光協会のHPによると拝観　境内・建物内可(無料)とされています。

http://www.kanazawa-kankoukyoukai.gr.jp/sp_detail.php?sp_no=217