上品・静かなラウンジ

4.0
旅行時期：2013/03（約13年前）

by T04さん（非公開）

羽田クチコミ：51件

日本国内線ではANAを利用するので、どうしてもANAラウンジと比較することになってしまいます。本来でいえばANAのファーストクラスラウンジに相当するANAスイートラウンジと比較すべきなのですが、残念ながらANAスイートラウンジは利用したことがない(利用できない！)ので、単純比較することもできません。そうした前提でJALダイアモンドプレミアラウンジの評価をしたいと思います。受付を済まして奥に進み、いよいよラウンジに入る時、真っ先に目に入るのは盆栽の松。「あぁ日本だなぁ」と、すでに落ち着いた気分になることができます。一方、ANAラウンジは単純な平場、受付カウンターもラウンジの一部になっていて、既にざわついた雰囲気に包まれており、ゆったりとした気分で席につくことができません。色合いもグレーや黒が色調で、スマート・機能的なイメージに仕上がっていますが、座席の配列や配置にビジネスライクな雰囲気を感じてしまいます。JALのラウンジはブラウンを基調とした上品な色あい、木の優しさも伝わってきます。座席間隔にも余裕があって、大変落ち着きます。入口右手、メインのビュッフェ台近くには利用客が多めですが、左手のサブのビュッフェ台周辺には利用客が少なく、大変静かに搭乗待ち時間を過ごすことができました。普通席を予約し、チェックイン時に追加料金を払って上級クラス座席に変更する場合、ANAプレミアムクラスもJALファーストクラスも8000円ですから、JALファーストクラスの機内サービスの良さもあり、今後はJALを利用しようかなと思わせる上品・静かなラウンジでした。