昔の武蔵野を偲ぶ自然教育園
- 4.5
- 旅行時期:2013/06(約13年前)
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by traveldogさん(男性)
白金 クチコミ:1件
自然教育園 それほど広い公園ではないが、一歩園内に入ると鬱蒼とした自然に囲まれ、かつての武蔵野の自然が偲ばれます。公園の塀から高いビルが見えず、都会の公園ということをひと時忘れることができました。
武蔵野の原生の自然が残っている公園と思っていたが、園の案内をみたら、人間の手が完全に入らなくなったのは近代以降のようです。
中世末にはここに白金長者といわれる豪族の館がありました。園内にはそのときの土塁の跡が残っています。江戸時代は高松藩松平家の下屋敷で、大きな松が残っているところを見ると大名庭園の名残りのようです。樹齢300年の大蛇の松があります。
人間の手が入らなくなったのは、近代以降のことで、今では自然のままの植生の変化がみられます。昭和24年の開館時に多くみられた松の木の下から常緑樹や落葉樹が育ち、やがて松を枯らしていったそうです。
園内の武蔵野植物園と名づけられた一角は静かで大変良い所です。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2013/06/12
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