紅葉の名所。シダレザクラやヒトツバタゴなども知られています。

3.5
旅行時期：2013/04（約13年前）

金山・熱田クチコミ：10件

熱田神宮の西、徒歩で15分ほどのところにある日本庭園です。
木曽川をメインとして、中部地方の地形をモチーフにした池泉回遊式庭園です。
カエデの樹が多く植えられており、紅葉の時季にはライトアップも行われ賑わいます。

歳が明けるとマンサクが咲き、ソシンロウバイが甘い香りを漂わせ、続いてフクジュソウ、スイセン、ウメの花が開きます。シダレザクラ、リキュウバイに続き、ヒトツバタゴの咲くころは、花の多い時季で、アセビ、ユキヤナギ、ツツジ、ドウダンツツジ、スズラン、シャガ、ツルニチニチソウなどが見られます。夏にはスイレン、ハナショウブ、ガクアジサイ、ホタルブクロ、ビョウヤナギなど、秋にはツワブキが咲き、紅葉の時季になります。
花壇ではなく、あちらこちらで様々な植物を見る庭園です。小さな花は生垣の根元にあったり、築山の中など日陰で咲く花も多くあります。
見頃の花と咲いている場所は、入口付近に掲出されています。

WEBサイトに車椅子マップがあるものの、車椅子が通行できる園内路以外は、水場を飛石で渡ったり、石段となっている箇所があります。植物によっては、小径の良くない箇所でしか見ることのできないものもあります。

一年間有効の定期観覧券があるほか中学生以下は無料のため、近在の方が散策に利用したりもします。四季折々の花や野鳥を撮っている方もよく見かけ、日常的に利用する人が多いと感じる庭園です。
イベント開催時には無料で入園できる場合もあります。