独特の色の石垣が壮観です
- 4.0
- 旅行時期:2013/02(約13年前)
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by tom32さん(男性)
金沢 クチコミ:78件
金沢城は、石垣の博物館といわれています。様々な時代の積み方の違う石垣があって、あちこちに丁寧な解説の看板が立っています。石垣の見学コースも設定されているので、城好きにはもってこいかも。
公式ホームページはこちら
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html
江戸時代になる直前に落雷で焼失して以降、天守閣は再建されなかったので、現在も天守閣どころか、天守閣の建っていた天守台すらありません。外様だった前田家が徳川家から敵対されないように再建しなかったといわれています。
戦前は軍隊、戦後は金沢大学が城内にあったので、江戸時代の建物としては、兼六園の向かいにある石川門(裏門のからめ手門)、蔵の三十間長屋と鶴丸倉庫だけが残されています。
石垣に使われている石は戸室石といって、郊外の火山の裾でとれる小豆色または青灰色のざっくりした感じの石です。戸室石の色は、市内の歩道や建物の色にも利用されていて、町のあちこちで小豆系の色をみることができます。
おすすめのコースは、兼六園を観たあと、石川橋を渡って石川門から城内(無料)に入り、塀に沿って左折して東の丸を通って本丸の方へ向かい、辰巳櫓から兼六園方向の景色を見てから林間の道を通って三十間長屋に行き、極楽橋を渡って復元建物の五十間長屋と菱櫓(有料)を見学、復元建物の河北門をくぐって坂を下り、大手門へと向かう。大手門から大手堀沿いを歩いて黒門の方をめざし、道なりに歩いて尾崎神社(もともと城内にあった東照宮)へ向かうというものです。これで、城内の半分くらいを回ることができ、尾崎神社のあと、近江町市場や金沢駅(は少し遠いですが)方面へ向かうことができます。城内所要2時間ぐらいでしょうか、城跡ですので起伏は激しいです。足に自信のない方は、兼六園側からの平らな部分を中心に回る(所要30分ほど)というのも方法でしょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 市街地中心部なので、車の場合有料駐車場に駐める必要があります。バスの場合、兼六園下などで降りればすぐ近くです。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- ひろびろしていて、出入り口や園路もあちこちでつながっているので兼六園に比べて混雑することはないです。
- バリアフリー:
- 4.0
- 復元された建物にはスロープやエレベーターがつけられています。城跡なので起伏は激しく、砂利道はバリアフリーではないです。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 現存する江戸時代の建物は3つだけで、ほかは復元です。堀や石垣を楽しんでください。
クチコミ投稿日:2013/02/08
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