標高60m、東京港の真上から、中央防波堤処分場を見る
- 5.0
- 旅行時期:2012/12(約12年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
有明・新木場 クチコミ:6件
東京湾の秘境? 中央防波堤沖埋立地まで行ってみたい。というのが、東京港ゲートブリッジを目指した動機であった。ゲートブリッジには、途中までだが歩道があり、中央防波堤の真上あたりまでは歩いて行けるからである。
新木場からバスに乗り、途中の東京ヘリポートから若洲公園を、葛西の浜辺を見ながら歩きに歩き、橋の麓、展望台へのエレベータまで来た。エレベータで一気に上がると、橋の北側にある歩道に出る。あとはひたすら、橋の上を歩く。沖合から見た新木場、臨海副都心は新鮮だ。風は幸い弱いが空気はすみ、スカイツリーも富士山も見える。橋のたもとに「標高61m」と書かれていた。歩道は途中、中央防波堤の真上で行き止まりとなる。目の前に中央防波堤埋立地に造成中の「東京海の森公園」が完成すれば、ここから降りれるようになるだろう。造成中のその公園全貌が北側に広がる。広さ87ha、日比谷公園(16ha)の5倍だ。
だが、橋の南側には、さらに広い土地が広がっている。辺り一面荒涼とした原っぱは、その下に、都内のゴミが埋まってると思えない。広さ314ha、皇居の倍という。もう埋立は完了し、現在ごみは、この埋立地のさらに沖、新海面処分場に埋めている。その区画もうっすらと見えていた。東京湾はひにひに沖へ遠くなっていく。
道路はこのさき一直線、トンネルを2つくぐり、城南島へ続く。そのトンネルも目前に見えた。その先には、広々とした羽田空港が見える。直線距離で5km以上は離れてるのに、その広さが実感できた。
中央防波堤外側処分場。東京都のどこの区にも入っていない土地。将来は巨大コンテナ船の埠頭が出来るという。今のところ、間近に処分場が見られる唯一の場所が、このゲートブリッジである。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 新木場駅からバスで終点まで。日中は1時間毎。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- ツアーが組んでいるのが、平日でも人出は多い。
- バリアフリー:
- 4.0
- 歩道まで、エレベータがある。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 東京港の真上60m、歩道から見る景色は絶景だ。
クチコミ投稿日:2013/01/07
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