鬼ケ城

自然･景勝地

遥か昔、鬼（海賊）が住んでいたと言う伝説があります。

4.5
旅行時期：2012/12（約11年前）

by 大目付さん（男性）

熊野クチコミ：4件

太古の昔海底で浸食された岩が地殻変動により隆起して出来たところ。平安時代には海賊が住んでいて、沖を通る商船を襲っていた。征夷大将軍に任ぜられた「坂上田村麻呂」が朝廷の命を受け、船団を組んでやってきて海賊討伐をしたと言う言い伝えが残っている。

千畳敷と呼ばれるところから西口まで約2ｋｍの遊歩道が設けられ、太平洋の大海原と雄大な景色を楽しめる様になっている。また、およそ300年以上の歴史がある「熊野花火大会」のフィナーレを飾る鬼ヶ城大仕掛けは岩山に反響する他に類を見ない大音響に包まれ、観衆を魅了している。

平常3万人にも満たない熊野市民に対し、毎年8月17日に行われる「熊野花火大会」には大阪、名古屋方面より観光客が大挙押し寄せ、その日だけで16万人～20万人に膨れあがり、道路は大渋滞し、臨時列車が増発されている。