江戸時代に馳せて

5.0
旅行時期：2012/12（約13年前）

by ムム婆さん（女性）

備前・日生クチコミ：1件

平成24年12月12日　日帰りバスツアーで行きました。
備前片上鉄道ロマン街道・ウオークの第2回　
備前矢田駅跡～天神山トンネル～天瀬駅跡～和気鵜飼谷公園の13Ｋ歩いた後に特別史跡・閑谷学校を見学しました。

閑谷学校は江戸時代に建てられた、旧岡山藩直営の庶民教育のための学校です。
国宝の講堂をはじめ、聖廟や閑谷神社などほとんどの建物が国の重要文化財に指定されています。
樹々四季折々の彩を見せ特に秋の聖廟の前にある対の揩の木（かいのき）素晴らしい紅葉になるそうです。今日は落葉していて見ることはできませんでしたが立派な樹木でした。
紅葉の時期には人が溢れ駐車場は車が駐車するための列が出来て来て見て頂きたいのですがこんな状況ですと説明がありました。

国宝の講堂は入母屋造り・錣（しころ）萱きの大屋根をのせた建物です。
いったんこけら葺きの屋根を作った上に、垂水ごとに漆をかけた一枚板を張り、その上に
備前焼瓦をのせるといった手の込んだ造りです。
花頭窓（火灯窓≫からの明りを反射している床も、生徒たちによって拭きこまれたものだそうです。

学校の周りを張り巡らしている石塀・最高の石技法の結晶も見ごたえのあるものでした。

一度は来て良かったと・・・日本の技術、人に改めて惚れてしまいました。