知る人ぞ知る奥能登の穴場のビーチです

5.0
旅行時期：2012/08（約13年前）

by tom32さん（男性）

九十九湾・穴水クチコミ：3件

　奥能登の海水浴場の中でも、屈指の美しさです。テトラポット列に守られた波が静かな遠浅の白砂の入り江が２つあります。能登の外浦と比べて、風当たりが弱く水質が安定しています。何回か、外浦（志賀町富来）の増穂ヶ浦で濁りに会い、こちらに移動したら水質ばっちりということがありました。

　テトラの切れている部分はやや深くなっていますので、少し深いところで泳ぎたい人にも楽しむことができます。もちろんテトラ裏はテトラ際まであさいので小さいお子さんも安心です。水中には岩場が点在していますので、足下に注意が必要ですが、砂地の間の岩場のおかげで魚種が豊かで、シュノーケリングをしていると、一日泳ぎ回っていても飽きません。

なによりも水質が非常に良く、波が静かな日は１０ｍ以上先まで見通すことができます。

夏休みのシーズン中、８月２０日ぐらいまでは、監視所や売店（焼きそばやフランクフルト程度）も出ていて、更衣室やシャワー（無料ですが水です）もあり、快適に海水浴ができます。海の家はありませんが、パラソルのレンタルはあります。駐車場は２０台くらい駐まれるでしょうか。

すぐ近くには、のと勤労者プラザや百楽荘、九十九湾には民宿もあり、１泊２日でのんびり海水浴というスタイルも。早朝には、九十九湾や小木港、赤崎海岸などで釣りもできます。のと勤労者プラザや宇出津の町の寿司屋では、海鮮たっぷりの能登丼もいただけます。
海水浴のあとには、冷えた体を縄文真脇温泉でほっこり暖まって帰路につくのがベスト。

注意
２０１２年８月１１日の情報として、水深１ｍぐらいの海底にアンドンクラゲの大群が、おそらく向かい風の日には水面まで上がってくるでしょう。息子が顔を刺され、ひどく痛がっていました。あとで調べてみると、けっこう毒が強いクラゲだそうです。やはりお盆前後になるとクラゲに注意が必要なようです。でも、年によって８月２０日過ぎでも全くいないときもあるので、気候や風向きにより発生状況は変化すると思います。