日本武尊の陵墓という伝説のある古墳です。
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- 旅行時期:2012/10(約12年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
金山・熱田 クチコミ:10件
熱田区の「白鳥庭園」の東側、堀川の対岸にある古墳です。住宅地の中にあります。
古墳の北西側は公園になっています。
前方部は道路建設で、後円部の東側は白鳥山法持寺の移転で削られるなど、原型を留めていません。
日本武尊が、亡くなった後に、白鳥に姿を変えて、天叢雲剣(草薙の剣)を預けた宮簀媛の元に戻ったときに、飛来した場所という伝説があります。そのため、かつては「白鳥御陵」と呼ばれていました。
堀川側の入口、石段の下に建立されている、本居宣長の歌碑にも「白鳥御陵」と刻まれています。すぐ横にある堀川に架かる橋は「御陵橋」と名付けられています。
100mほど北にある断夫山古墳が、宮簀媛の墳墓という伝説があるものの、断夫山古墳のほうが長さで2倍程度の大きさがあります。
築造は6世紀初めごろと推定されています。
住宅地の中にあり、知らなければ、気が付かないような古墳です。
「白鳥庭園」を訪ねる人は多くても、「白鳥古墳」にも立ち寄る人は、ほとんどいないようです。
周辺には、熱田神宮など樹木が多く小鳥が多いので、古墳からも鳴き声が聞こえます。しかし、学校、ハローワーク、水産食品会社が隣接しており、狭い公園なので、落ち着ける場所ではありません。
- 施設の満足度
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2.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 1.5
クチコミ投稿日:2012/10/28
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