清籐家24代の盛美(もりよし)が9年掛けて造った名庭とそれを眺めるために建てた和洋折衷の建物は必見!
- 4.5
- 旅行時期:2012/06(約14年前)
-
-
by belleduneさん(女性)
黒石・平川 クチコミ:1件
清藤家は歴代農業(地主)を営なみながら、広く商業も営んでいました、明治維新で、氏族授産のため、田地十町歩(10ヘクタール)を残して、没収されました。盛美は地主の他、青森商業銀行・尾上銀行創立に参画し、後に尾上銀行頭取となります。明治35年武学流の小幡亭樹宗匠を招いて、9年掛けて明治44年に「盛美園」を完成させました。庭園は3600坪、その一隅に庭園を眺めるための建物、和洋折衷様式の「盛美館」を建てました。
清藤家の霊廟である御宝殿を大正6年に造営し、本尊に鎌倉時代の彫刻・金剛界大日如来像を祀っています。毎時3分だけ内部に入って、説明を聞きながら、金泊で全て繰るあれた仏間、大日如来像、漆、螺鈿、金泊で彩られた左右の絵を見ることができます。
平成14年に国より名勝追加指定を受けて、その整備事業が平成18年から始まっています。
平日はひっそりとして、静かな時を庭園を歩いてみては如何でしょうか。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/06/09
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する