餅と黒蜜、黄粉の一体感はここならでは
- 5.0
- 旅行時期:2011/06(約15年前)
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by たびたびさん(男性)
亀戸 クチコミ:66件
船橋屋は、亀戸天神の程近く。大通りに面した入り口にはりっぱな藤棚があって、さすが老舗の匂いがプンプンです。この船橋屋は、江戸期、文化2年(1805年)の創業です。初代の出身地は下総国の船橋。良質な小麦の産地だったこともあり、湯で練った小麦澱粉をせいろで蒸し、黒蜜きな粉をかけた餅を作り上げたということです。これが名物のくず餅。しかし、東京にはくず餅の名店がいくつかあって、ここはどうなんでしょうか。結果は、満点。餅と黒蜜、黄粉の一体感はここならではだと思います。黄粉や餅にも味が付いているのかと思ったくらい。それぞれ、味が付いていないのに、黒蜜の味と変わらない甘さを感じてしまう、不思議な感覚でした。すばらしい逸品だと思います。店内も、いまはあじさいの咲く内庭を眺めるゆったりした造り。落ち着けます。
なお、ガラスの皿は夏場のもの。涼しげです。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 1,000円未満
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/05/02
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