鬼門を守る東照宮
- 5.0
- 旅行時期:2010/04(約16年前)
-
-
by 美良々橋モヨ子さん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:3件
上野公園の中には元寛永寺の史跡がたくさん残っているがその中でも唯一形を残すのが上野の東照宮である。
このあたりは藤堂高虎の屋敷であり家康の遺言によりこの地に造られたという。
1651年に三代将軍・徳川家光公が大規模に造営替えをしたものが、現存する社殿であり金箔をふんだんに使い、大変豪華であったことから「金色殿」とも呼ばれている。
参道には大名家から奉納された燈篭が200基以上両脇にたくさん並んでいる。
唐門の柱の内外四額面の龍の彫刻は左甚五郎作でこれも見ごたえがある。
100円を払えば拝殿に登ることができる。
社殿の中には東照宮額は後水尾天皇の真筆で純金、壁画は狩野探幽作で桃山期の豪華雄大な画風による唐獅子が描かれ見る価値はとてもある。
社殿のわきには「お狸様」「夢見狸」とよばれる狸の木造が祭られている。
江戸時代に奉献された大奥で災いをもたらし、その後も安置された大名、旗本諸家を潰した悪業狸として有名でしたが、大正年間に東照宮に寄贈されてから災いがなくなったといわれる曰くつきのタヌキを知る人は少ないだろう。
上野に来たらぜひ唯一残る幕府権力の象徴、煌びやかな東照宮を見てはいかがだろうか
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/04/25
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する