岡崎城
- 3.5
- 旅行時期:2010/09(約15年前)
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by 美良々橋モヨ子さん(男性)
岡崎 クチコミ:2件
六所神社、大樹寺、伊賀八幡宮などの家康若かりし頃の史跡を訪れた後いよいよ家康誕生の岡崎城に登城する。
菅生川と矢作川の合流地点にある龍頭山という丘陵を利用して造られている。元は、龍頭山の砦として三河国仁木氏の守護代であった西郷稠頼(つぎより、つぐより、又は、ちかより)、そして、その子頼嗣(よりつぐ)が北方に対する防御として築城したものである。
当時は、龍燈山城(りゅうとうざんじょう)と呼んだ。それを、(家康の祖父)松平清康が西郷信貞(松平昌安)から奪い取り改修拡張整備したものが岡崎城の始まりであるが残念ながら家康時代の城の面影は残っていない。
豊臣家臣・田中吉政が入り家康に対する抑えの拠点の一つとして、吉政は城を拡張し、強固な石垣や城壁などを用いた近世城郭に整備したのがこの岡崎城の原型である。
しかし家康のころの岡崎城の名残も少しは残っていた。
家康産湯の井戸、家康のえなを埋めてあるえな塚などがあるが外せないのは三河武士の館家康館である。
兜や鎧を展示してあるほか家康時代の岡崎やその前の戦国期の岡崎、田中吉政統治時代の岡崎、江戸時代など歴史をいかに岡崎が重要であったか映像などでわかりやすくしており子供から大人まで楽しめる。
小さな子どもには兜の模型をかぶっての記念撮影や火縄銃などのレプリカなどが置かれていて実際にもって重さを知ることができる。
もう一つの目玉は時計台だろう。
時間になると能の謡が流れてきてからくり人形の家康が舞を舞うおもしろいシステムになっている。
ほかにも野面積の荒々しい石垣や義経ゆかりの浄瑠璃姫の墓や家康と本田忠勝を祭った龍城神社などもあるのでゆっくり時間をかけて散策してもらいたい。
アクセスは東岡崎の駅で降りるのが一番である。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/04/25
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