JR近江八幡駅北口から徒歩約20分の近江八幡市・八幡堀(はちまんぼり)
- 3.5
- 旅行時期:2011/05(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
近江八幡・安土 クチコミ:27件
八幡堀(はちまんぼり)は、近江八幡市の運河で幅員約15m、全長6キロある。JR西日本・琵琶湖線 近江八幡駅北口から徒歩約20分で乗り場に行ける。
安土桃山時代の1585年、四国征伐で軍功を挙げた豊臣秀次(とよとみ ひでつぐ1568−1595年)は近江43万石を与えられ八幡城を築城した際、八幡城の防衛と湖上交通による物流の役割を兼ねて湖畔を埋め立て、八幡山周囲に八幡堀を開削した。1595年、秀次は高野山に追放され自害に追いやられ、八幡城は廃城となったが城下町は商家町として存続し、近江商人により繁栄した。近江商人は八幡堀の地の利を活かし、地場産物(畳表、蚊帳、米、酒など)を陸路や水路を利用して各地へ搬出し各地の産物を持ち帰る「諸国産物回し」と呼ばれる商法によって産業振興に貢献した。堀沿いには白壁の土蔵や旧家が建ち並び、「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」に指定されている。
現在は近江八幡市の観光名所のひとつで、船での移動が盛んだった江戸を舞台とした『暴れん坊将軍』『鬼平犯科帳』『剣客商売』など時代劇のロケ地にもなっているそうだ。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/02/23
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