近鉄高田本山駅から徒歩約20分の真宗高田派本山専修寺
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- 旅行時期:2011/05(約15年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
津 クチコミ:13件
真宗高田派本山専修寺は、もと栃木県二宮町高田にあった親鸞(しんらん、1173−1262年)の関東地方教化のための中心道場としての寺。今も栃木県二宮町高田に伽藍が残っており国の史跡に指定されている。JR一身田駅から徒歩約5分だが近鉄高田本山駅からなら徒歩約20分で真宗高田派本山専修寺に参拝できる。
真宗高田派本山専修寺は1469−1487年、第10代住職親慧(しんね)が、東海・北陸・近畿各地へ布教を行い、伊勢国の中心寺院「無量寿院」として一身田(いしんでん)に建立されたのが専修寺。高田の本寺が戦国時代に兵火によって炎上したことや教団の内部事情から、歴代上人がここへ居住するようになり、しだいに一身田が「本山専修寺」として定着した。数多い親鸞聖人の真筆類も移され、親鸞の肖像をはじめ、直弟子などの書写聖教など貴重な収蔵品を多数保持している。
伽藍は創建以来2度の火災に遭い、現在は3度目の再建で御御堂(本尊は親鸞聖人座像)と如来堂(本尊は阿弥陀如来立像)とが国指定の重要文化財、山門・唐門・御廟が県指定文化財で、堂の背後にある庭園は県指定名勝になっている。宝物館には国宝三帖和讃を始め、親鸞聖人真筆が保存されている。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
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- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/02/18
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