地元にも親しまれる、味も雰囲気も楽しい”名古屋めし”

4.5
旅行時期：2011/03（約15年前）

by PIER39000さん（男性）

名古屋クチコミ：19件

名古屋に2年弱住んでいましたが、ひつまぶしや味噌煮込みうどんなどは、お客さんでも来ない限り食べないもので、好んで自ら食べに行くのは手羽先、ｼﾛﾉﾜｰﾙ、あんかけｽﾊﾟ、ｶﾚｰうどん辺りを時折、そして、足を運んだ回数が圧倒的に多かったのは｢台湾料理｣でした。

軒数も相当多いので、昼飯でも勿論利用しますが、ﾋﾟﾘ辛の料理を突きながら、一杯やるのが名古屋ならではの文化で、個人的にも一番お気に入りの"名古屋めし"でした。
そんな台湾料理の代表格が、市内に数店舗構える｢味仙｣になります。

で、どんな店かというと、ﾋﾟﾘ辛の一品料理が中心で、それをｸﾞﾙｰﾌﾟで何皿か注文し、取り分けて食べます。絶品という訳ではありませんが、どれもそれなりに美味しくﾋﾞｰﾙが進み、何種類も食べられて、値段も手頃でという所が人気なのだと思います。
お奨めは、ﾋﾞｰﾙより出てくるのが早い(時もある)"青菜炒め"、ﾋﾟﾘ辛と食感がｸｾになる"小袋(写真右上)"、ｽｰﾌﾟが美味しい"ｱｻﾘ炒め"。この3品は｢味仙｣を知る人なら、席に座った瞬間、条件反射的に注文してしまう料理です。個人的には、すり潰したｲｶの風味が良いﾌﾜﾌﾜの"ｲｶ団子"、余計な具と甘ったるい餡かけがかかっていない"酢豚(写真左下)"は特にお奨めです(辛い料理以外も意外と充実していますのでご安心を)。

そして、世間的にも有名な看板ﾒﾆｭｰの"台湾ﾗｰﾒﾝ(写真右下)"。ここのは、旨いのですが、相当辛いので、僕は殆ど食べませんし、特にお奨めもしません。でも、"物は試し！"という方は是非ﾁｬﾚﾝｼﾞしてみて下さい。ちなみに、"ｱﾒﾘｶﾝで！"と言えば、辛さ控えめにしてくれます(ですが、旨味も確実に落ちます)。

という事で、ﾗｲﾊﾞﾙの多い"名古屋めし"ですが、名古屋人に親しまれ、個人的にも大好きな台湾料理。夜の名古屋めしって、(何処にでもある)手羽先くらいしかないですし、皿を囲みながらﾜｲﾜｲやるのが嫌いでない方にはお奨めです。

※HPが説明不足なので、矢場店の食べﾛｸﾞURLを貼っておきます。
http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23004315/