東京藝術大学大学美術館 バウハウス・デッサウ展に行ってみた。
- 4.0
- 旅行時期:2008/05(約16年前)
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by kimitakeさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:7件
この美術館は上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)の西北部にある。2008年より、手前の道の脇に卒業生の作品がいくつか展示されるようになった。青くて大きいキリンの像が、首をのばしている。さらに行くと、奏楽堂がある。私は中に入ったことは無いが、週1回以上の頻度で演奏会が催されている。
さらにもう少し行くと、美術館。今日(08/5/4)は曇の日曜日。観客でほぼ満員。まあ、いつもそうだけど。
バウハウスは、1919年にドイツのヴァイマールに誕生した造形芸術学校。「バウハウス」はドイツ語で「建築の家」との意味。その後、デッサウ、ベルリンと拠点を変え活動したが、1933年にナチスにより閉校された。
展示作品は、デッサン、授業での学生の作品、建築物(校舎や教官の家)、家具(椅子、棚、ゆりかご、照明器具)、家庭用品(やかん)、絵画、ビデオ作品(最近の再演)など。その特徴は、角張った直線が多用されていること。なお、カンディンスキー、クレーの作品は少ないので、その点はあまり期待しないように。総じて面白い展覧会だが、解説の不足は感じた。英語表記はある。
授業内容で感心したのは、物理学的な講義も行われていたこと。
もっとも面白かったのはビデオ。赤、青、黄の衣装の演技者が、面ごとに色が違う多数の立方体を使うコミカルなものなど。
なお、この会場の隣には陳列館があり、卒業生らの作品や美術関連の書籍を販売している。
この展覧会のチケットは1,400円。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
クチコミ投稿日:2008/05/05
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