イタリアン・ディナーが素晴らしい！

花の季節に北海道に来ようと計画して、やっと来ることができました。
千歳に入り富良野へ。富良野のラベンダーは満開。
甘い花の香りの中を散策しながら遠くの十勝連山を眺めて香りと花を満喫しました。
美瑛に泊まり、翌日は旭川自動車道から国道３９号線、網走へ。
網走では以前からとても気になっていたペンションわにの家へ宿泊。
イタリアンの食事が美味しいと評判だったので、どうしても泊まりたくて。
やっと念願のわにの家のお部屋は、狭い感じでしたがツインベッドの角部屋で、
遠くに網走湖が見え、窓が二つもある開放的な部屋でした。
その日は珍しくとても暑い日で、窓を開けると風が吹き抜けるのですが、フロントの
奥さんに「冷房を入れていますので、必要なかったら消してください。お食事は１８：３０から始まりますから、その前にダイニングに来てお席について待っていてください。」と言われお部屋に入ると涼しくて、エアコンがあるなんて素晴らしい、と思いましたがエアコンを切って窓を開け爽やかな風に吹かれました。
お風呂は、お部屋ごとの入浴で二人で入ることができました。
ディナーの始まるころに降りると、私達が最初で窓際の席に着くと、奥さんが水を持って来て、何かお飲み物がございましたら言ってください。と立ち去り、他の部屋の人もこんばんは！と言って入って来たので、こんばんは！と軽い挨拶。
他の部屋の人も来て、奥さんが席を案内して今日の宿泊者の３組が席に着くと、
厨房からシェフが前菜を持ってきて、皿の中にある料理を説明してくれました。
私達は白のグラスワインを頼みましたが、他の人はボトルワインを注文して、シェフがそれぞれのテーブルでワインを抜いて注いでいました。
私たちのグラスワインも、ボトルを抜いて注いでくれ、今日はグラスワインもボトルを開けますね、と言って目の前で開けて注いでくれました。
前妻は魚介がほとんどで、カルパッチョやフリット、テリーヌ、マリネが盛り付けてある前菜でした。食べ終る頃、シェフがトウモロコシの冷たいスープです。と言ってデミグラスカップに入れて持ってきましたが、とても甘く美味しくて、飲んでしまうのがもったいなくて、ゆっくりと味わいながら飲み干しました。他の人も味わっている様子。
次の皿はアツアツの自家製生パスタで作ったラザーニア、そしてタラバガニのフェットチーネ、網走産のタラのグリルとカポナータ、ホエー豚と知床鶏のバルサミコソース、ティラミスとカタラーナと紅茶。パンはフォカッチャ。
どの皿を見ても美しく盛り付けられ、とても美味しく食べることができました。
他の人もゆっくりとワインを飲みながら話しながらお料理をい楽しんでいたようです。
美瑛の宿では、アジア系の宿泊者がうるさく、騒ぎながら食べていたのでがっかりでしたが、わにの家では外国人はいませんでした。翌日、アジア系の外国人は少ないんですか？
と聞くと、以前はとても多かったのですが、最近は少ないんですよ。でも少ないのでとても雰囲気がいいんですよ。と話されていました。
沢山の宿がある中で、ここまで素材を生かした料理と手作り感のある美味しいお料理に巡り合えてとても幸せな気持ちになりました。

クチコミ投稿日：2016/07/27