お客様視点でのサービスを！

お盆休みの真っただ中、８月１４日に帰省の途中に家族４人、１泊で利用させていただきました。混雑と、繁忙期の割増料金を理解した上での利用です。ＪＴＢさん経由で、一人一泊２２，９００円也の利用でした。
　そして、１年ぶりの地元玉野市在住の妹家族４名と夕食を共にしようと、バイキング一人７，１２８円×４名分を追加予約させてい頂きました。少し割高には感じましたが、繁忙期でもあり、夏休みのひと時を家族で満喫するための出費であり、その分の美味しい料理と、サービス、楽しい夏休みのひと時を期待してのチェックインでした。
　一言でいうと全くの期待外れ、「繁忙期の特別料金をお客様から頂いている」という意識が全く感じられず、繁忙期の中キャパいっぱいの客をただ消化するだけの質の低いサービスでした。
部屋に入れば、畳の上にザラザラとした前宿泊者が持ち込んだものと思えるビーチの砂が残っており、和室の布団はせんべい布団１枚、通路の床には、かなり以前に行ったと思われる黒のガムテープでの補修がそのままに…。施設は多少古くても、お客様を迎えるための心のこもった客室や施設の準備が全く感じられませんでした。
　妹家族分として一人７，１２８円を支払わせていただく夕食バイキングに至っては、内容を知っていれば１，０００円でもお断りです。その辺のファミリーレストランの方よほど質が高いです。妹家族には申し訳なくて、一人５，０００円（アルコール込）と嘘を言って、不足分はこちらで負担しました。
　良質な食材（価格相応な）と、温かく食べごろな状態での提供を心掛けることは、ビュッフェスタイルであってもホテルの食事提供の基本だと思います。
　「繁忙期だから割増料金は当然」ではなく、繁忙期は、混雑の上に、通常料金に上乗せした繁忙期料金を頂くお客様に対し、割増料金以上のサービスを提供し、閑散期同等以上の顧客満足を目指すのがホテルのあるべき姿だと思います。
もう利用させていただくことは無いと思いますが、夏休みの家族の一大イベントを、少し残念な気持ちで終えた一顧客の感想です。

クチコミ投稿日：2015/08/18